
こんにちは!距骨サロン院長のの竹内です。本日は下肢静脈瘤について解説します!
下肢静脈瘤とは?|気になる血管の浮きと違和感


「ふくらはぎの血管が浮き出てきた」「夕方になると足がパンパン」そんなお悩みはありませんか?
それは下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の初期症状かもしれません。
下肢静脈瘤とは、足の静脈に血液が溜まり、血管がふくらんで浮き出る状態のこと。加齢や生活習慣によって静脈の弁がうまく働かなくなり、血液が逆流してしまうことで起こります。とくに女性や立ち仕事が多い方に多く見られるのが特徴です。
主な原因|なぜ静脈瘤ができるの?
下肢静脈瘤の原因は一つではありません。以下のような要因が重なることで発症リスクが高まります。
- 長時間の立ちっぱなし/座りっぱなし
血流が停滞しやすくなり、静脈に負担がかかります。 - 加齢による血管の老化・弁機能の低下
静脈の逆流を防ぐ弁が弱くなり、血液が足に溜まりやすくなります。 - 妊娠・出産やホルモンバランスの変化
女性ホルモンの影響で静脈が拡張しやすくなります。 - 運動不足や肥満
下半身の筋肉が使われず、血液を押し戻す「筋ポンプ機能」が低下します。
日常の小さな習慣が、静脈瘤の原因になっているかもしれません。
よくある症状|早期に気づいて対処しよう
下肢静脈瘤は徐々に進行するため、初期段階での気づきがとても大切です。
代表的な症状
- 足のむくみ、重だるさ(特に夕方)
- 足がつりやすくなる(こむら返り)
- 青紫色やロープ状に浮き出た血管
- 皮膚のかゆみ、乾燥、色素沈着
さらに進行すると、皮膚潰瘍や強い痛みを伴うこともあります。
「血管がちょっと目立つだけ」と軽視せず、早めのケアが重要です。
整体院でのアプローチ法|血流改善と筋ポンプ機能の強化


整体では、血流の巡りを助けるとともに、下半身のバランスや筋肉機能の改善にアプローチします。
整体の主な施術内容
- 距骨調整で足首の歪みを整える
→ 足元のアライメントが整うことで血液の流れがスムーズに。 - 骨盤調整・股関節の可動域UP
→ 下肢の筋肉の動きが改善し、ポンプ機能が向上します。 - ふくらはぎ・太ももの筋膜リリース
→ 硬くなった筋肉をゆるめ、リンパや血液の流れを促進。 - 自律神経調整(頭部・背骨周囲)
→ 血管の緊張が緩和され、全身の循環が整います。
これらの施術により、自然治癒力を高めながら症状の緩和と予防を目指します。
自宅でできる下肢静脈瘤対策セルフケア


自宅でもできるセルフケア法を実践することで、下肢静脈瘤の予防や症状の改善が期待できます。以下の方法を取り入れましょう。
- 足のストレッチ: 足首を回したり、つま先を上げ下げするストレッチは血行を良くします。
- 軽い運動: ウォーキングやジョギングなど、軽い運動は脚の筋肉を使い血液の循環を促進します。
- 足を高くする: 横になった際に足をクッションや枕で高く保つことで、むくみを軽減することができます。
- 水分補給と休憩: 長時間の立ち仕事や座りっぱなしを避け、こまめに休憩を取りましょう。また、水分補給も大切です。
これらのセルフケアを日常的に取り入れることで、下肢静脈瘤の予防や症状の軽減が可能です。
まとめ|悪化させないために、早めのケアを
下肢静脈瘤は、放っておくと症状が進行してしまう可能性があります。
「見た目が気になる」「夕方になると足がつらい」と感じたら、整体での血流改善+セルフケアの習慣を取り入れてみましょう。
整体では、原因となる足首や骨盤の歪み・筋力低下・血流の滞りに根本からアプローチします。
あなたの足を「めぐりのいい脚」に整えていくためにも、ぜひ一度ご相談ください。
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