
こんにちは!距骨サロン院長のの竹内です。本日は足首のプロプリオセプションについて解説します!
目次
足首の「プロプリオセプション」とは?


「プロプリオセプション(固有感覚)」とは、自分の体の位置や動きを無意識のうちに感じ取る能力のこと。
足首ではこの感覚が、立つ・歩く・バランスをとる際にとても重要になります。
この感覚が鈍ると、足元の安定感がなくなり、捻挫や転倒のリスクが高まることも。体幹トレーニングと同じくらい、足首の感覚を育てることが大切です。
足首の感覚が鈍くなる原因とは?
足首のプロプリオセプションは、以下のような理由で低下することがあります。
- 過去の足首の捻挫やケガ
- 運動不足やデスクワーク中心の生活
- 靴の影響(サイズが合わない、靴底が硬すぎるなど)
- 加齢による感覚の衰え
足に直接痛みがなくても、「なんとなく不安定」と感じる場合は、感覚が鈍っているサインかもしれません。
整体でできること|足首の感覚を目覚めさせる施術


整体では、足首まわりの感覚受容器を刺激し、神経と筋肉のつながりをスムーズにすることを目指します。
- 距骨や足関節の歪みを整え、動きやすい足に
- 足裏〜ふくらはぎの筋膜リリースで感覚を活性化
- 施術を通して、左右差や体のクセをチェック&改善
自分では気づきにくい「感覚のズレ」を整えることで、足首本来の働きが戻りやすくなります。
自宅でできる!足首のプロプリオセプショントレーニング


整体と組み合わせたいのが、日々の簡単なセルフケア。以下のような運動がおすすめです。
- 片足立ち(慣れたら目を閉じて応用):バランス感覚の強化
- 足首回し:ゆっくり大きく回して感覚を意識
- 足裏の刺激:ゴルフボールなどでコロコロ刺激
- つま先立ち・かかと立ち:ふくらはぎと足首の連動性をアップ
テレビを見ながらや、朝の習慣に取り入れるのもおすすめです。
ピラティスで整える足元の安定感|日常にも活かせる意識のポイント


ピラティスでは「プロプリオセプション(固有感覚)」=自分の体の位置や動きを感じる力が重要です。特に足元の安定には、この感覚を高めることが効果的です。
ピラティスで意識したいこと
- タオルギャザーなどで足指をしっかり使う
- 立位でのニュートラルポジションを確認する
- 重心の位置を足裏で感じながら動く
日常生活で気をつけたいこと
- 足にフィットし、足首が自由に動く靴を選ぶ
- 床を踏みしめる感覚を意識して歩く
小さな意識の積み重ねが、足元の安定感と全身のバランス向上につながります。
まとめ|足首の感覚を取り戻して、転ばない体づくりを
足首のプロプリオセプション(固有感覚)は、私たちのバランスや安全な動作の土台になります。
整体で関節の動きや感覚を整え、自宅でのセルフケアでその状態をキープすることがとても効果的です。
「最近よくつまずく」「足首がグラつく気がする」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
足元の感覚を目覚めさせて、しなやかで安定した体づくりを始めてみませんか?
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