
こんにちは!距骨サロン院長のの竹内です。本日は四十肩・五十肩について解説します!
四十肩・五十肩とは?どんな症状が出るのか


四十肩・五十肩は、40代以降に多く見られる「肩関節周囲炎」と呼ばれる症状の総称です。
肩の可動域が制限され、腕が上がらない・後ろに回せない・服を着替えるのがつらいなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
特に夜間にズキズキと痛む「夜間痛」や、何もしなくてもじんじんと痛む「安静時痛」がある場合は、進行している可能性が高いです。
四十肩・五十肩の原因と悪化しやすい生活習慣
主な原因は加齢による筋肉や腱の柔軟性低下ですが、以下のような生活習慣も関係します。
- 長時間のデスクワークやスマホ操作による猫背姿勢
- 肩をほとんど使わない生活(運動不足)
- ストレスや冷えによる血流低下
- 過去のケガや姿勢の癖
これらが積み重なると、肩周辺の筋膜や関節包が硬くなり、炎症や癒着を引き起こします。
改善には「動かしながら整える」アプローチが大切
四十肩・五十肩は、安静にしすぎると筋肉がさらに硬直し、回復が遅れてしまうことがあります。
特に、症状の進行には「3つの時期」があり、それぞれに合った対応が必要です。
- 炎症期(激しい痛み):無理に動かさず、冷却と安静を中心に
- 拘縮期(可動域制限):痛みが落ち着いたら、軽いストレッチを導入
- 回復期(徐々に改善):本格的に動かしながら筋力と柔軟性を取り戻す
無理のない範囲で、適切に「動かす」ことが回復のカギです。
整体でできること|肩甲骨や姿勢の調整で可動域を回復


整体では、肩そのものだけでなく、肩甲骨・背骨・骨盤など全体のバランスを整えます。
- 肩甲骨や鎖骨まわりの筋膜リリース
- 背中や首の可動域を広げる調整
- 猫背や巻き肩の矯正
- 自律神経を整える手技で痛みを和らげる
これにより血流が改善し、関節の動きがスムーズになっていきます。
特に「距骨調整」や「筋膜リリース」は、痛みの緩和や回復を早めると注目されています。
セルフケアのコツ|自宅でできる肩のケア方法


整体と並行して、日常的なセルフケアを取り入れることで回復をさらに促進できます。
- タオル体操:椅子に座り、タオルを両手で持って肩を前後に動かす
- 肩甲骨はがしストレッチ:ゆっくりと肩を回す・背中で手を合わせる練習など
- 温熱ケア:お風呂や蒸しタオルで肩を温めてから運動を
- ピラティスや軽めの筋トレ:姿勢と体幹を整える
無理に痛みを我慢せず、「気持ちいい」と感じる範囲で行うことが大切です。
まとめ|整体×セルフケアで肩の動きを取り戻そう
四十肩・五十肩は、時間が経てば自然に治ることもありますが、放置すると関節の可動域が元に戻らなくなるリスクもあります。
整体で正しい動きとバランスを整え、セルフケアで毎日の体の使い方を見直すことで、回復を早めることができます。
つらい痛みで悩む前に、専門家に相談しながら少しずつ体を動かしていきましょう。
「動かして整える」ことが、肩の痛み改善の近道です。
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