
こんにちは!距骨サロン院長のの竹内です。本日は足のアーチ崩れについて解説します!
足のアーチ崩れとは?


足には「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」の3つのアーチがあり、衝撃を吸収し、体を安定させる重要な役割を担っています。ところが、生活習慣や筋力低下によってアーチが崩れると、足全体に負担がかかり、歩行や姿勢にも悪影響を及ぼします。
特にアーチの崩れは、足指や関節に過度なストレスを与え、外反母趾などのトラブルの原因になりやすいのです。
距骨とアーチ崩れの関係
足首の中心にある「距骨(きょこつ)」は、体のバランスを支える重要な骨です。筋肉が直接付着していないためズレやすく、その位置の乱れがアーチ崩れに直結します。
- 距骨が前方に傾く → アーチが低下し扁平足傾向に
- 距骨が内側にズレる → 親指の付け根に負担が集中し、外反母趾を誘発
- 距骨が不安定になる → 膝・股関節・腰にも影響
このように、距骨のズレは足のアーチだけでなく、外反母趾の進行にも大きく関わっています。
外反母趾との関係


外反母趾は親指の付け根が外側に曲がり、変形や痛みを伴う症状です。アーチ崩れによって足のバランスが崩れると、歩行時に親指へ過剰な負担がかかり、徐々に外反母趾が悪化していきます。
さらに、距骨の傾きが加わると足首や膝のねじれが生じ、外反母趾だけでなく姿勢全体の乱れにもつながるのです。
自宅でできるセルフケア
外反母趾やアーチ崩れを予防・改善するには、日常のセルフケアが欠かせません。
- 足指のグーパー運動:足裏や指の筋肉を強化
- タオルギャザー:タオルを足指で手繰り寄せてアーチを鍛える
- 足裏マッサージ:ゴルフボールを転がして筋膜をリリース
- 正しい靴選び:足幅に合った靴・ヒールが高すぎない靴を使用
小さな習慣の積み重ねが、アーチの維持と外反母趾予防につながります。
整体でできること|距骨調整の重要性


セルフケアだけでは整えにくいのが「距骨の位置」です。整体では、専門的な技術で距骨を調整し、足のアーチを正しい状態に戻していきます。
- 崩れたアーチを安定させる
- 外反母趾による親指の負担を軽減
- 膝や腰の痛み、姿勢の乱れも改善
距骨調整を行うことで、外反母趾やアーチ崩れを根本から改善しやすくなるのです。
まとめ|距骨を整えて外反母趾を予防
足のアーチ崩れと距骨のズレは、外反母趾の大きな原因です。セルフケアで足裏を鍛えつつ、整体で距骨を調整することで、足の機能を取り戻し、外反母趾の進行を防ぐことができます。
健康で美しい歩行を続けるために、まずは「足元からのケア」を始めてみましょう。
放置せず早めに対策を行うことで、将来的な足の変形や体の不調も防ぐことができます。
あなたの毎日の快適な生活は、“正しい足元のバランス”から生まれます。










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