
こんにちは!距骨サロン院長のの竹内です。本日は深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)について解説します!
目次
深部静脈血栓症(DVT)とは


深部静脈血栓症(DVT)は、足の深い部分にある静脈に血のかたまり(血栓)ができてしまい、血流が滞る病気です。
特にふくらはぎに発症するケースが多く、血栓が肺に流れ込むと肺塞栓症など命に関わる危険な合併症を引き起こすことがあります。
最近では、長時間同じ姿勢で過ごすデスクワークや長距離移動が増えたことにより、日常的にも発症リスクが高まっています。
早期発見につながる主な症状
深部静脈血栓症は、初期の段階で気づくことが大切です。特に片足だけに次のような症状が出たら注意が必要です。
- 足が重だるく、歩くとつらい
- ふくらはぎの腫れやむくみ
- 押すと痛みや張りが強く出る
- 皮膚が赤くなる、熱を持つ
呼吸困難や胸の痛みが急に出た場合は、肺塞栓症の可能性があります。迷わず救急車を呼びましょう。
深部静脈血栓症が起こる原因・リスク要因
深部静脈血栓症は、以下のような要因で発症リスクが高まります。
- 長時間の座位(デスクワーク・飛行機・バス移動など)
- 足の怪我や手術後で長く安静にしている
- 運動不足や肥満
- 妊娠・出産後
- 血液が固まりやすい体質や脱水
特に女性は、妊娠やホルモン変化による血流の滞りにも注意が必要です。
整体でできる予防・再発防止ケア


整体や治療院では、血流促進と筋肉のポンプ作用を高めるケアを行います。
- 足首やふくらはぎの可動域を広げる施術
- 筋肉をやさしくほぐし血流を促す手技
- 姿勢・歩行バランスの調整
- 下肢のリンパや静脈の流れを助ける運動指導
※急性期や疑わしい症状がある場合は、まず医療機関で診断を受けてから整体を利用することが重要です。
自宅でできる予防・セルフケア方法


自宅でも簡単にできるセルフケア法は、深部静脈血栓症の予防に役立ちます。以下の方法を試してみましょう。
- ふくらはぎのストレッチ: 定期的にふくらはぎを伸ばすことで血行が促進されます。足首を回す、つま先を上げるなどのストレッチが効果的です。
- 軽い運動: 長時間座っている場合でも、軽く足を動かしたり、歩いたりすることで血液循環が改善されます。
- 水分補給と適度な休憩: 体内の水分量を保ち、血液がドロドロにならないようにしましょう。長時間座る場合は休憩をとることが大切です。
これらのセルフケア法を取り入れることで、ふくらはぎの血栓症を予防できます。
まとめ|治療院&セルフケアで深部静脈血栓症を防ごう!
ふくらはぎの深部静脈血栓症は、早期発見と予防が命を守るカギです。整体では血流促進や再発防止のサポートが可能ですが、まずは医療機関での正確な診断が欠かせません。
日常的な血流ケアと生活習慣の見直しで、健康で軽やかな足を保ちましょう。
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